【実録】Windowsの記憶域プールでエラー連発!ネットワークドライブ「現場の写真」とAIで亡霊パーティションを完全攻略した話
- 株式会社リキッドブロック

- 3月4日
- 読了時間: 3分
更新日:3月9日
複数のHDDを束ねて巨大なファイルサーバー(RAID)を作ろうとした時、「さっきまで動いていたPCが起動しなくなった」「フォーマットしようとしたら謎のエラーで弾かれた」という絶望的な経験はありませんか?
今回は、私が実際に遭遇した地獄のようなエラーの連続から、AI(Gemini)をバディとして活用し、見事「完全なるデータ避難所」を構築しきるまでの全記録を公開します。特に大活躍したのが「現場の写真をAIに見せる」という手法でした。
1. はじめに:巨大データ避難所(RAID)構築への挑戦
今回挑んだのは、Windowsの機能である「記憶域スペース」を使って、複数の大容量HDDを束ね、パリティ(RAID5相当)を構築するプロジェクトです。しかし、私を待っていたのは、次々と襲いかかる想定外のトラブルでした。
2. トラブル①:HDD増設直後の「画面真っ暗」現象(ハードウェア編)
意気揚々とHDDを追加し、PCの電源を入れた瞬間……画面が真っ暗のままBIOSすら立ち上がりません。
原因はどこだ? 複雑なトラブルを解き明かす「切り分け」の鉄則
こういう時は焦らず、要素を小さく分解して原因を一つずつ潰す「問題の切り分け」が鉄則です。HDDを全部外したり、完全放電したりと試行錯誤しました。
スマホでPC内部の写真をパシャリ!
AIが画像から見抜いた「メモリの接触不良」
ここで私が取った行動は、「PC内部の配線状況」や「復旧途中のBIOS画面」をスマホで写真に撮り、そのままGeminiにアップロードすることでした。言葉で説明しづらい状況も、写真なら一発。AIは画像から「メモリが1枚認識されていない」「グラフィックボードの端子に繋いでいない可能性がある」と瞬時に視認・分析。結果、SATAケーブル配線時に手が当たって生じた「メモリのわずかな接触不良」が原因だと特定し、見事復旧に成功しました。
3. トラブル②:「1つ以上のドライブを使用できません」の壁(ソフトウェア編)
次に立ちはだかったのは、HDDを合体させようとした時のこと。
設定画面からプールを作成しようとすると、「1つ以上のドライブを使用できません(0x00000000)」というエラーで無慈悲に弾かれます。
エラー画面の写真をそのまま送信。
AIが解き明かす「亡霊パーティション」
ここでも画面に表示された見慣れないエラー窓を写真に撮ってGeminiに送信。すると、AIは即座にその裏の構造を翻訳してくれました。実はこれ、過去に別のPCやNASで使われていた際の「RAIDの構成データ(メタデータ)」がディスクの奥底に残っており、Windowsが「このディスクは他で使われている!」と勘違いしてロックをかけていたのです。
4. 最終奥義:PowerShellによる「ディープクリーン」と「強制合体」
過保護なWindowsのGUI画面はすべて閉じ、CUI(黒い画面)であるPowerShellに移行します。ここでAIが提示してくれた「魔法のコマンド」が炸裂しました。
ステップ1:奥底のメタデータを強制リセット
Get-PhysicalDisk | Where-Object { $_.FriendlyName -match "TOSHIBA|WDC" } | Reset-PhysicalDisk
これで、しぶとく残っていたRAIDの亡霊を完全に祓い落とします。
ステップ2:5台一斉「強制合体」
New-StoragePool -FriendlyName "DataPool" -StorageSubsystemFriendlyName "Windows Storage*" -PhysicalDisks (Get-PhysicalDisk -CanPool $True)
結果、無事にすべてのHDDが巻き込まれ、約9TBの巨大なプールが完成!思わずガッツポーズが出た瞬間でした。
5. おわりに:AIを「検索ツール」ではなく「現場のバディ(目)」として使い倒す
今回のトラブルは、テキストの検索だけでは到底たどり着けない深いエラーの連続でした。
私の勝因は、言葉で説明するのをやめ、「現場の写真」をバンバンAIに見せたことです。
AIに「目」を持たせることで、まるで隣に凄腕のエンジニアが立ってくれているようなペアプログラミングが実現しました。
皆さんもぜひ、トラブルが起きたら「まずは写真を撮ってAIに見せる」。単なる検索ツールではなく、最強の「バディ」として現場で使い倒してみてください!
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