Video Pool 3.03 公式ユーザーガイド
ユーザーガイドです。
操作方法の動画
一連の修正指示
PowerPointの書き出し
1. はじめに:Video Poolとは?
「映像を、どこにも上げずに、最高速でチェックする」
機能・目的
Video Poolは、映像制作の現場で発生する「修正指示」のプロセスを劇的に効率化するために開発された、株式会社リキッドブロックによる次世代レビューツールです。
100% ローカル完結:動画ファイルはあなたのブラウザ内だけで処理され、外部サーバーへアップロードされることはありません。未公開案件も安心して扱えます。
爆速プレビュー:アップロード待ち時間はゼロ。読み込んだ瞬間に1フレーム単位のチェックが開始できます。
プロ仕様の書き出し:単なるPDFだけでなく、編集ソフト(Premiere, After Effects)と直接連動するデータを生成します。
基本ワークフロー
A. 制作進行・ディレクター:修正指示書を爆速で作る
動画の読み込み:中央の「動画を読み込んで開始」から素材を選択します。
指示の作成:修正したい箇所で停止し、[S]キーを押します。
描画とコメント:ペンツールやテキストで画面に直接書き込み、コメントを入力して「指示保存」を押します。
レポート出力:「レポート」ボタンからPDFまたはパワーポイントを選択。数秒でプロフェッショナルな指示書が完成します。
B. エディター:修正作業の時間を半分にする
プロジェクトの同期:ディレクターから受け取った「.json」ファイルを読み込みます。
AE/Premiere連携:「AE Script (.jsx)」または「Premiere (.xml)」を出力します。
自動マーカー:編集ソフト側でそのファイルを読み込むだけで、タイムライン上に全ての修正指示がコメント付きで自動配置されます。もう指示書と画面を往復する必要はありません。
C. 撮影スタッフ:カット表・香盤表を自動生成する
AIスキャン:「AI ScanShot」を実行し、映像のカット変わりを自動抽出します。
情報の整理:抽出されたリストに場所や出演者などの情報をメモします。
Excel出力:「カット表 (Cut List)」または「香盤表 (Schedule)」を書き出せば、現場でそのまま使える管理表が完成します。
マスターガイド
AI ScanShot(AIシーン検出)
映像をAIが解析し、カットの変わり目や一定間隔でスクリーンショットを自動生成します。長尺のプレビューにおいて、ベースとなるリストを作るのに最適です。
Compare Mode(比較モード)
「V1(前回の動画)」と「V2(今回の動画)」を並べて再生できます。修正が正しく反映されているか、2画面で厳密にチェック可能です。
Layer Panel(レイヤー管理)
書き込んだ図形やテキストは個別に管理可能。**[Shift + L]**でパネルを開き、重なり順の変更や特定の指示の非表示、ロックが行えます。
便利なショートカット
作業効率を極限まで高めるための必須キーです。
キー 機能
スペース / K 再生/一時停止
S 修正モード開始(スナップショット撮影)
, (カンマ) / . (ピリオド) 1フレーム戻る / 進む
@ (アットマーク) リストの最大化表示(全画面チェック)
C 描画エリア(メモエリア)の表示切替
入出力 AIスキャン時の範囲指定(イン点・アウト点)
Q&A
Q. 動画ファイルが読み込めません。
A. Video Poolはブラウザの標準デコーダーを使用します。MP4(H.264)が最も推奨されます。ProResなどの特殊なコーデックは、ブラウザによって対応が異なる場合があります。
Q. ネットが切れても使えますか?
A. はい。一度ページを読み込んでしまえば、動画の解析やレポートの生成にインターネット接続は不要です。
Q. 作業途中でブラウザを閉じてしまいました。
A. ブラウザを閉じるとデータは消去されます。作業中はこまめに「プロジェクト保存(JSON)」を行うことを強くお勧めします。